当サイトで紹介をしている入札情報サービスの「入札王」から、新機能「ドキュメント詳細検索」の提供のお知らせがありました。多くの方は、入札情報サービスを利用して必要な情報を探すときに、案件名を対象に検索をして探しているのではないでしょうか。新機能「ドキュメント詳細検索」は、仕様書や説明書などの資料内を対象に検索をする機能です。
この記事では、新機能の内容やどういった使い方ができるのかをまとめています。
新機能「ドキュメント詳細検索」とは
入札王が新機能として、仕様書や説明書などの資料内に書かれているテキストを検索する機能の提供を開始しました。入札情報の検索は、案件名をキーワード検索する形で提供されていることが多いため、新しい探し方ができる機能としてアピールをしています。
具体的な使い方として、仕様書内に書かれている「ISO27001」や「プライバシーマーク」を検索したり、工事の内容に関するキーワードや、内訳書に記載されている物品名を検索できることを案内しています。これにより、ユーザーは特定の条件を満たす案件を効率的に見つけることができます。さらに、この機能は時間と労力を節約し、より迅速かつ正確な情報収集をサポートします。
検索ができる資料の数は？
「ドキュメント詳細検索」で検索可能な資料な数は不明ですが、最新の案件情報だけでなく、過去に終了した入札情報の添付資料も保管していて検索ができることがわかっています。様々な資料が検索ができる様子で、圧縮されたzipファイルであっても内部の資料が検索できるように工夫をしているそうです。
その一方で、入札王が保管している資料は電子入札案件で公表されているものが多く、電子入札案件以外の資料は保管されていないものもあるようです。今後は保管する資料を拡大していくことで、資料内の検索対象を広げていく計画があるようです。これにより、より多くのユーザーが自身のニーズに合った情報を簡単に見つけられるようになることが予定されています。
「ドキュメント詳細検索」の使い方は？
無料のお試し期間中でも利用をすることが可能です。
「ドキュメント詳細検索」の使い方ですが、入札王の検索画面を開いて検索したいキーワードを入力後に、検索種別を「案件名検索」と「ドキュメント詳細検索」から選ぶ項目があります。初期設定では「案件名検索」が選ばれていますので、切り替えることで利用ができます。
案件に対して複数の資料が用意されている場合は、どの資料に検索したキーワードが含まれているかまではわかりませんでしたので、どこに検索したキーワードが含まれていたかを確認するためには、資料を開いた状態で資料内の検索が必要な様子です。
新機能「ドキュメント詳細検索」に対する印象
これは画期的な機能であると思います。検索情報サービスを利用している多くの方は、案件名に対して検索をかけて、必要な情報を探し出すことをしているのではないでしょうか。ドキュメント詳細検索を利用することで、案件名には含まれないキーワードを対象にした探し方ができます。これは、特定の条件やキーワードをもとに案件を探す必要がある企業にとって、大きな利便性を提供するでしょう。従来の検索では見つけられなかった情報も、この機能を使えば容易に見つけることができるはずです。
たとえば最近では、環境に配慮した内容に加算点する案件がありますが、「環境配慮」や「エコアクション21」で検索をして、そのような案件に絞り込んで検索をすることができそうです。
ほかには内訳書を物品名で検索ができますので、リスト内に書かれている特定の物品名を探し出すことができます。多数の物品が同時に発注される際は、その全てが案件名に記載されているわけではないので、そのようなものを迅速に見つけ出すことに役立つでしょう。
目的にあった入札情報サービスを選定する
今回は入札王の新機能「ドキュメント詳細検索」を紹介しました。様々な業界の方にとって有益な機能だと思いますが、入札情報サービスは複数あるため利用目的に適したものを利用すると良いでしょう。
入札情報サービスは、入札王を含め無料でお試しができるものが多くありますので、気になるものがあればお試しで利用をして、自社にとって利便性の高いサービスを選ぶことをおすすめします。
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引用元
仕様書や説明書などの資料内の検索に興味がある方は、入札王のホームページで画面写真付きで説明をしていますので見てみると良いでしょう。実際の使用例が紹介されているため、新機能の利便性を実感できるでしょう。
