有料の入札情報サービスを利用する際は、最初にログインをする方式が主流です。また、国が運営している無料の入札情報サービスの中には、ログインをすることで利用可能な機能が増えることがあります。
ここでは具体的に「入札王」「NJSS」「調達ポータル」のログイン方法やパスワードを忘れてしまった場合の対処方法を知りつつ、ログインセキュリティの重要性について解説していきます。
なぜログインが必要なのか?
有料の入札情報サービスを利用する際にログインを求められます。では、なぜログインが必要なのでしょうか。
■アカウントを識別するため
有料の入札情報サービスでは、ログインをして会員認証をすることで利用可能になる機能が多数存在しています。ログインなしで利用できる機能もありますが、サービスを有効活用するためにはログインをすることが必要です。
■プライバシーとセキュリティの確保するため
ログインによってデータや情報が保護されます。ログインを通じてアクセスできるのは、許可されたアカウントのみになります。これによって、不正アクセスや情報漏洩を防ぎます。
ログインは、サービスを利用する際の重要な手続きです。それによって、私たちのプライバシーやセキュリティが守られ、より便利なサービスを受けることができます。
入札王、NJSS、調達ポータルのログイン方法は?
「入札王」「NJSS」「調達ポータル」は、いずれもトップページの右上にログインするためのボタンが設定されています。
「入札王」「NJSS」では、ログインに必要な情報がメールアドレスとパスワードです。会員登録をする際にメールアドレスとパスワードが決定しますので、そちらを入力してログインをします。
「調達ポータル」ではログイン方法が複数あり、電子証明書・マイナンバーカードを利用する方法と、ID・パスワードを入力する方法があります。
入札王、NJSS、調達ポータルのログインパスワードを忘れてしまったとき
ログインするためのパスワードを忘れたときはどうすればよいでしょうか。
「入札王」「NJSS」ともにログインに必要な情報を入力する画面には、パスワードを忘れてしまったときの案内を記載しています。そちらからメールアドレスを入力すると、メールでパスワード再設定の案内が送られてきますので、新しいパスワードを設定することで解決ができます。
「調達ポータル」では各ページの最下部に『パスワード初期化』ページへのリンクが設定されています。メールアドレスを入力すると、パスワードを再設定するためのメールが送られてきます。
入札王、NJSS、調達ポータルのパスワードを設定する際に心がけたいこと
オンラインセキュリティを確保するためには、強力なパスワードの作成が不可欠です。
■長さが重要
パスワードは長さが重要とされています。指定されている最小文字数は各サービスで異なりますが、使いづらくない範囲で長いものを設定しましょう。
■複雑な文字を組み合わせる
大文字、小文字、数字、特殊文字を組み合わせることで、パスワードの複雑性が増します。複数を組み合わせることが必須になっているサイトもあります。
なお、パスワードは定期的に変更することが良いとされています。
定期的な変更が必須にはなっていないサービスでも、自主的に定期的に変更をするとセキュリティが保てます。
入札王、NJSS、調達ポータルのログインのメールアドレスを忘れてしまったとき
ログインのメールアドレスを忘れてしまったときは、パスワードの再設定のように、すぐに再設定をするための手順は見当たりませんでした。各サービスに問い合わせをして対応方法を確認しましょう。
推奨環境で利用をする
推奨環境で利用をしないと、正しく動作をしないことがあります。各サービスの推奨環境を確認して利用しましょう。
特に「調達ポータル」では、ブラウザのセキュリティ設定によって先の画面に進めなくなることがありますが、ポップアップとリダイレクトの許可をすることで問題が解決することがあります。
各サービスの推奨環境は以下の通りです
■入札王
Windows:Google Chrome(最新版)、Microsoft Edge(最新版)、Mozilla Firefox(最新版)
macOS:Safari(最新版)
Android:Google Chrome(最新版)
iOS:Safari(最新版)
■NJSS
Windows8以降:Google Chrome最新版、Microsoft Edge最新版、Mozilla FireFox最新版
Mac OS X以降:Google Chrome最新版、Mozilla FireFox最新版、Safari最新版
■調達ポータル
Microsoft Windows 10,11:Microsoft Edge(最新版)、Google Chrome(最新版)
まとめ
ログインは、オンライン環境での安全な利用において重要なステップです。
メールアドレスやパスワードでログインができなくなってしまった場合には、速やかに再設定をして安全な管理をしましょう。