入札情報を収集するサービスを利用したい方に向けて、料金と特徴を交えてオススメのサービスを紹介します。
入札情報サービスを利用する方の多くは、入札に参加するための案件情報を収集することが目的ではないでしょうか。
サービスによって利用料金や特徴が様々なため、入札情報サービスに何を期待しているかによってオススメの入札情報サービスが異なります。
無料の入札情報サービスを利用して収集するのはどうなのか？
入札情報は各機関のホームページに様々な方法で掲載されます。入札情報のページにPDFファイルで集約されていることもあれば、機関が運営している入札情報サービス（情報検索サイト）に掲載して探せるようにしているケースもあります。
各機関が設けている入札情報サービスについては無料で利用をすることができます。しかしながら、入札情報は掲載される時期が決まっていないことが多く、新しく掲載される情報を素早く入手するためには、日々ホームページをチェックする作業が必要になります。これは非常に手間のかかる作業であり、掲載されている情報を見逃してしまうリスクもあります。
どうしても費用が掛けられない、少数の機関の情報だけ入手できれば構わないといった場合には無料の入札情報サービスを利用することも可能ですが、入札に参加する方は広く情報を収集して、入札参加の機会を求めていることが多いのではないでしょうか。情報収集・閲覧時の利便性も考えていくと、結果的にコストパフォーマンスが悪くなってしまうことも考えられます。
有料の入札情報サービスを利用することで、探すことに時間をかけずに入札参加するための準備に時間を使っていくことが可能で、結果的にその分の人件費が浮くことにもつながります。入札情報サービスには、入札に取り組んでいくにあたって便利な機能が存在していますので、入札情報サービスを導入することで効率よく入札に参加していくことができます。
オススメの入札情報サービス3選
入札の森2のサービス終了が発表されたため、その他のサービスをご検討ください。
入札の森2（サービス終了）
入札の森2は料金の安さが魅力的なサービスで、月額10,000円から利用をすることができます。今回紹介する中では利用料金が最も安いです。
サービス内容や機能はシンプルなものになっていますが、入札情報を収集する際に必須ともいえる、メール配信機能や検索結果をCSV出力するといった機能は揃っています。
小規模な市町村が情報収集の対象外になっているなど、全ての情報が収集されている訳ではない点に注意が必要ですが、その点に問題がなければ新しく入札参加に取り組んでいくにあたって、安くサービスを導入したいと考えている方に入札の森2がオススメできます。
入札王
入札王は情報量に優れたサービスです。官公庁の情報を収集しているだけでなく、財団法人、社団法人などの情報も収集しているため、公的機関以外の入札情報も入手してビジネスチャンスを広げることができます。
利用料金は利用する地域数に応じて変動するので、不要な地域を除いた無駄のないプランを選択して利用ができます。3都道府県・6か月間プランなら84,000円、47都道府県・12か月間プランなら720,000円と選択の幅は広いです。
また、入札情報だけでなく、落札情報、入札予定情報、予算書情報も扱っていることが特徴的です。特に入札予定情報からは早期に情報を掴むことができますので、先の計画を立てて入札に取り組んでいきたい方には必要な情報といえます。
入札王は、広範囲の機関から情報を取りこぼしなく入手したい方にオススメのサービスです。
NJSS
NJSSは入札参加の管理に便利な機能が存在しています。入札日が近づくとメールでアラートを受け取ることができますので、締切日を過ぎてしまって参加ができないようなことを防止できます。
利用料金は選択するプランで異なりますが、1年契約であれば768,000円から利用することができます。また、初期導入費用に300,000円が必要になります。
今回紹介するサービスの中では高額にはなりますが、機関別の案件数の数や総落札金額などの数値データを見ることができますので、各機関のデータを分析するような使い方もできます。
入札情報を収集して入札に参加するだけでなく、入札参加の管理ツールや分析業務にも利用をしていきたい方にはNJSSがオススメのサービスです。
目的にあった入札情報サービスを選定する
オススメの入札情報サービスを３つ紹介しましたが、利用目的に適した入札情報サービスは見つかりましたでしょうか？
いずれのサービスも無料でお試しをすることができますので、気になるものがあればお試しで利用をしてみると良いでしょう。
今回オススメした３つ以外にも入札情報サービスはありますが、当サイトではそれらをランキング形式で紹介しています。料金や収集対象の違いなどをより詳しく紹介していますので、興味のある方はおすすめの入札情報サービスをランキング形式で紹介！もご覧ください。
