サービス比較

調達ポータルと有料の入札情報サービスの違いは?

サービス比較

入札情報を収集するサービスを利用したい方に向けて、提供されている情報の種類と量に注目をしてオススメのサービスを紹介します。

入札情報サービスを利用する方の多くは、入札に参加するための案件情報を収集することが目的ではないでしょうか。

サービスによって提供している情報に違いがあるため、入札情報サービスにどのような情報を期待しているかによってオススメの入札情報サービスが異なります。

調達ポータルの良い点

  • 登録不要で無料で検索ができる
  • 仕様書や説明書等の添付ファイルもダウンロードできる案件が多い
  • 新しい案件情報を通知する機能がある(登録必要)

国の運営するサイトのため、登録不要で誰でもすぐに情報を検索することができます。以下のURLを開いたら、『調達情報検索』ボタンを押せばすぐに検索ページが開きます。
調達ポータル (p-portal.go.jp)

中央官庁の機関が検索対象になっていて、毎日様々な業種の案件が掲載されますので、自社に関連した案件をきっと見つけることができると思います。掲載されている案件は、仕様書や説明書もダウンロードできるようになっていることが多く、別途現地に資料を取りに行かずに済むので、情報の入手が調達ポータルのみで完結しやすい点が嬉しいです。

情報を検索する際の絞り込み機能が充実していて、調達種別、調達機関、品目分類を指定するほか、調達案件名称を対象にしたキーワード検索ができます。

また、登録が必要なサービスになりますが、新しい情報が掲載されたときに通知を受け取る機能があります。メール配信サービスではないので、調達ポータルにログインをして都度確認をする必要がありますが、発注機関や調達品目分類で絞って必要な案件のみを受け取ることができるので有効活用したい機能です。

調達ポータルではできないこと

  • 地方自治体の案件を閲覧することができない
  • 中央官庁も閲覧可能な案件は一部のみ
  • メール配信で新着情報を受け取る機能がない

掲載される情報が中央官庁の案件に限られているため、地方自治体の案件を閲覧することができません。そして、中央官庁に関しても閲覧可能な案件は一部になり、全ての案件を見ることができるわけではありません。

入札に参加するために案件を集めている方は、発注元の機関を問わずに自社にマッチした案件を探している方が多いので、情報量の面で物足りなさを感じるのではないでしょうか。

また、新着案件の通知機能はありますがサイトにアクセスしログインする必要があります。有料サービスの持つメール配信のように使い勝手が良くありません。さらに、特定のキーワードを含む案件を通知するようなこともできないため、細かい絞り込みができずに大雑把なピックアップになってしまう点も気になります。

有料の入札情報サービスを利用するメリット

  • 1つのサイトに情報が集約されるので、様々なサイトを見に行く手間が省ける
  • 検索条件を細かく指定することができる
  • 新しい情報をメール配信で受け取ることができる

案件情報を収集するために、様々なサイトを見に行くことは大変労力のかかることです。1日あたりかかっている時間からコストを計算してみると、有料の入札情報サービスを利用した方が結果的に安く済む方が多いでしょう。

案件の検索に関しても機能に大きな違いがあります。有料の入札情報サービスは高機能な検索機能があるため、細かく条件を指定することが可能で、よりマッチした案件を素早く見つけることが出来ます。

また、有料の入札情報サービスはメール配信機能を持っていますので、毎日確認をしに行かなくても自動的にお知らせしてくれる点が便利です。サイトまで新しい情報を探しに行ったけど、案件の掲載がなく空振りに終わったという時間をなくすことができます。

おすすめの有料サービスは?

有料サービスを利用するメリットの中でも、メール配信機能は特に気にかけたい部分になります。そこで今回は、メール配信機能が優れている「入札王」をおすすめサービスとして紹介することにします。

入札王のメール配信機能が優れている点は、1つのメール配信設定を作成したときに、メール受信者を100名設定したり、フリーキーワードをor検索として20個設定することができるカスタマイズ性の良さです。このようなメール配信設定が、追加料金なしで最大200設定まで作成できるため、配信対象にしたい担当や支社があるけど設定の枠が足りないといった心配をしなくて済みます。

メール配信で受け取る案件を絞り込む機能も充実していて、発注機関、地域、業種カテゴリ、入札種別、資格ランクなど、様々な項目でカスタマイズ可能な点も魅力的です。特に業種カテゴリを組み合わせた絞り込みが便利で、例えば情報処理関連の案件を一括抽出したり、工事関連は除外するなど、用途にあわせた便利な検索が可能です。

目的にあった入札情報サービスを選定する

今回はメール配信機能を重視して入札王を紹介しましたが、 当サイトでは複数のサービスをランキング形式で紹介しています。

料金や収集対象の違いなどをより詳しく紹介していますので、興味のある方はおすすめの入札情報サービスをランキング形式で紹介!もご覧ください。

いずれのサービスも無料でお試しをすることができますので、気になるものがあればお試しで利用をしてみると良いでしょう。

タイトルとURLをコピーしました